大谷翔平選手の歴代の入場曲をまとめました。
ここではメジャーリーグでのものを中心にまとめています。
大谷翔平選手は活躍の裏で何を思ってきたのでしょうか。
選曲の推移から心の変化を紐解いていきましょう。
大谷翔平の入場曲を歴代まとめ
大谷翔平選手の入場曲をメジャーリーグ入りしてからのものを打者も投手もまるっと網羅して見ていきます!
一部は日ハム時代である2015年から継続して使用している楽曲もあります。
【最新】2023:(投手)Life In The Fast Lane / Eagles
2023年の投手としての入場曲はEaglesの「Life In The Fast Lane」です。
日本語にするのなら「駆け足の人生」といったところですね。
ディズニーランドでもファストレーンというのがありますよね。(ディズニーランドは2023年でファストレーンは終了しましたが)
ファストパスを入手することで待ち時間が短縮されるというシステムです。
これが通常レーン側から見ると、ぐぬぬ!となるやつですね。
ファストレーンを駆け抜けるように進んで行く側からすると気分が良いものでしょう。
通常レーンの横を倍速で駆け抜けるわけですからね。
ただし、この楽曲の歌詞を見ていくと、「駆け足の人生、間違いなくお前を狂わせるぜ」とあります。
例えば、散歩をしていると見える景色と車でドライブ中に見える形式が異なる、そんなところでしょうか。
もっといえばスポーツカーでハイスピードでレースをしていると景色なんてものすらないのかもしれません。
そして、この歌詞でいうと、実は金やドラッグなどというワードが出てくるんですよね。
なんだか危うさを感じる歌詞です。
【最新】2023:(打者)Can’t Get Enough/Ghost Machines
2023年の打者としての入場曲はGhost Machinesの「Can’t Get Enough」です。
こちらはロック調の曲で、Queenの「We Will Rock You」を思わせるようなリズムが印象的な曲です。
かなりノリのいいタイプの曲ですね。
タイトルを日本語にするのなら、「十分につかめない」といったところでしょうか。
自分を定義づけるものについて問う歌詞があります。
そしてこの曲もドラッグというワードが出てくるんですよね。
2022:(投手)Do or Die/Thirty Seconds To Mars
2015年日ハム在籍時から使用している楽曲です。
こちらは2015-2022年と長期にわたり入場曲としてきました。
「成功のために強い覚悟で行動する!」
こちらも「強い意志でやりぬくぞ!」という大谷翔平選手の意思表明とも感じられる選曲ですね!
所属チームが変わっても入場曲として使い続けるところから、大谷翔平選手にとっても思い入れの深い1曲ですね!
2022:(打者)The Greatest Show/映画The Greatest Showmanより
映画The Greatest Showmanのテーマ曲「The greatest show」です。
映画自体のストーリーは王道のサクセスストーリーです。
最初は苦労もありながらのつらい人生だったところに、順風満帆になっていき、その後は思い通りに生きるHAPPY期が訪れ、そして挫折…。つらさを味わうのですが、そこに助け舟を得てHAPPY ENDに至る。
ざっくりいうとそんな流れがあります。
そこに人間らしさが描かれているのがこの映画ならではのおもしろさです。
そして、もうひとつのメッセージが「芸術は人を幸せにする」というところですね。
大谷翔平選手の活躍する野球というスポーツの世界は芸術の世界に通じるものがあるとも言えますよね。
だからこそ、大谷翔平選手はこの映画から得るものがあり、心に響いたのではないかと考えられます。
大谷選手が野球というスポーツの世界で輝く姿が人を幸せにする、そんな思いが込められているのでしょうか。
また、この年大谷選手がホームランを打つと「イッツ・ショー(翔平の翔)タイム」と言い表す流れに大谷選手が自ら乗ったと言えます。
2021:(打者)LOST IN PARADISE feat AKLO/ALI
呪術廻戦エンディング曲として有名な曲です。
大谷翔平選手は実はかなりの呪術廻戦ファンだと言います。
「自分の意志で決断し、行動していく。」「戦うことを諦めない、愛のために生きているから。」
歌詞の意味としては、ひっくるめるとこんなところでしょうか。
曲自体に引き付けるかっこよさがあり、歌詞にも力強さがありますね!
「戦うことを諦めないぞ!」という大谷選手の決意を重ねているのでしょうか。
しかし、このALIというバンドは現在活動を休止しています。
それというのもメンバーの一人の白井カディオ氏が窃盗の容疑で逮捕されているのです。
そのためにこの曲を最後に活動休止が発表され、思いがけずこの曲にプレミアの価値が付くという展開がありました。
2020年:(打者)Wrapped Up ft. Travie McCoy/Olly Murs
2015-2020年の打者時の入場曲はWrapped Up ft. Travie McCoy/Olly Murs です。
こちらも日ハム時代から続けて使用してきた愛情深い曲と言えそうですね!
かなりノリのいいアップテンポな曲調が楽しいですね!
曲の歌詞としては女性に口説き文句を伝えているような内容で、野球とはリンクしにくいですね。
大谷翔平の入場曲の推移から見る心の変化
大谷翔平選手は2012年のドラフト1位での日ハム入団から活躍を続けてきました。
その後、2017年にはロサンゼルス・エンゼルスに移籍しています。
2015-2020年の大谷翔平選手の入場曲から見る心情予測
2015-2020は日ハムからメジャーリーグへと活躍の舞台を移していますが、入場曲としては同じものを使っています。
投手としてはDo or Die/Thirty Seconds To Mars、打者としてはWrapped Up ft. Travie McCoy/Olly Murs です。
もともと日ハム時代から洋楽を選曲していたことからメジャーリーグでも同じものを適用できたというのはありますね。
そして、同じ楽曲をこれだけ長らく使ったというからには大谷翔平選手にとって思い入れ深い曲なのでしょう。
同じものを使い続けるということは、活躍の場を変えても自分のスタイルは変わらないという意志がこもっているとも考えられますね。
2021年の大谷翔平選手の入場曲から見る心情予測
そして、2021年からは受賞が続き活躍が特に目覚ましかったですね。
2021年に受賞した賞
・日本人史上2人目のMVP賞
・スラッガー賞
・タイム誌タイム誌による「世界で最も影響力のある100人」アイコン部門入賞
・スポーティングニュース発表の「スポーツ史上最高のシーズンTOP50」第1位
・AP通信の年間最優秀男性アスリート賞
2021年の登場曲は投手・打者ともに「諦めない!」「行動していく!」という強い覚悟が見て取れます。
乗りに乗っている時期、その裏には大谷翔平選手の覚悟があったわけですね。
2022年の大谷翔平選手の入場曲から見る心情予測
2022年も大谷翔平選手の活躍は続きます。
この年、LBではベーブ・ルース以来約104年ぶりとなる、二桁勝利・二桁本塁打を達成しています。
また、同年近代MLBで投手打者の両方で規定回に達した初めての選手となりました。
この年の入場曲は「The Greatst Showman」、もっとも偉大なショーマンとはまさに大谷翔平選手!
この頃も乗りに乗っている絶好調の大谷翔平選手ならではの選曲なわけですね。
また、映画の内容を思えば、大谷選手は自分自身から外へも目を向け自身の成功が人に与える影響までも視野に入れていたのではないかと考えます。
2023年の大谷翔平選手の入場曲から見る心情予測
2023年の入場曲は「Life In The Fast Lane」。
歌詞の意味を思えば、もしかしたら2022年の終わりの頃、この曲を2023年の入場曲として選曲した時点で大谷翔平選手の中で心の陰りがあったのでしょうか。
「駆け足の人生」で見落としたものへの不安でもどこかあったのではと推測します。
途中大谷翔平選手の不調についても報じられるようになりました。
もしかしたら不調の予兆もあったのかもしれませんね。
まとめ:大谷翔平の入場曲を歴代まとめ!選曲の推移から見る心の変化
大谷翔平選手の入場曲の選曲の推移を心情の予測とともに見てきました。
大きな成功の裏には大谷選手の行動を裏付ける覚悟があったんですね。
そして自身の成功のみならず周りへの影響も視野に入れるようになる心の成長もあったのではないかと考えます。
最新の入場曲を見ると、大谷選手の心情が僭越ながら心配にもなります。
彼が抱える現在の不調、今後治療により良い方向に向かってくれることを願います。